



出火原因がわかれば、火災予防のための対策を立てることができます。その原因を見つけ出すことが、火災調査員の使命です。たとえば住宅に使用されている柱やはり等の木材の炭化の具合を見て、どこから火災が起こり、どう燃え広がっていったのかを判定したりするのですが、決して多くない手がかりを丁寧に見つけ出すことにより、正しい結論に導きます。その過程に大きなやりがいを感じています。また、私たちは火事に遭った“り災者”と最初に話す立場にあります。大切なのは一方的に質問するだけでなく、ときには相談に乗るなどして、少しでも苦しみが和らぐように努めること。り災者の方が落ち着きを取り戻し、安堵の表情になる瞬間を見ることが大きな励みになります。将来は、どんな困難な火災調査現場でも「山本なら大丈夫だ」とみんなから信頼されるような、知識・経験・人徳の3つが揃った火災調査員になりたいと思っています。