



現在、首都大学東京大学院で経営学を専攻しています。「なぜ消防官が経営学を学ぶのか」という疑問をもたれると思いますが、当庁は世界的にも最大規模の消防機関として、国内外を問わず消防行政をリードする責任と自負があり、さまざまな業務分野で高度な知識が要求されます。しかし、ただ高度な知識ならばアウトソーシングでも調達できます。必要なのは「消防官だけが持つ経験+高度な専門知識」が創造する当庁独自の付加価値がある知識であり、「消防官+経営学」もその手段の一つなのです。経営学では、組織論や戦略論といった科学的分析に裏付けられたリスク管理能力で、組織に対する不確実性と対峙します。消防官の理想と、経営学的思考を組み合わせ、限られたリソースから最善の政策を創造する。東京消防庁には、「人命を守りたい」という想いを具体的政策に転換し、新しい発想で社会に貢献できる仕事があります。